見習うべきオランダのエコに対する取り組み意識

      2018/12/26

エコに対するアプローチが長けているオランダは、世界的に見てもエコ意識が高い国です。平坦な土地にチューリップや風車などがあるイメージもありますが、環境問題に関してはさらに熱心さが見られます。そんなオランダが考案したエコアイディアを、いくつかご紹介していきましょう。

年間消費量と同じ重さのイスを設置

多くの人はエコと聞くと無駄使いや再利用などのアイディアを思い浮かべますが、オランダでは「自分がどのくらい地上にゴミを捨てているのか」という消費しているものに目を向けています。オランダにあるデザインスタジオでは、多くの人々に大量消費に対する注意を呼び掛けています。

オランダ・アムステルダムで暮らす2人分の年間消費量に相当するイスを制作し、自分達がどの程度のゴミを捨てているのか目で確かめるといった環境対策アイディアです。イスの材料にはアムステルダムで回収したゴミのうち、25%を占めるプラスチックが使用されています。これだけの重量のゴミを消費しているということに、より多くの人に知ってもらいたいという願いが込められています。

手間をかけずにリサイクルできる「Goedzaq」

オランダの道端では、ゴミ捨て場所に黄色のポリ袋が置かれている状況を目にします。ポリ袋には持ち主の不用品が入れてありますが、これをゴミ捨て場所に置くことによって、自由に持ち帰っても良いというメッセージとなっています。万が一、誰からも拾われなかった場合は、リサイクル業者が回収する仕組みです。「捨てるのはもったいないけどリサイクルに出すのは面倒」という理由でそのまま処分してしまう人のために、このような新しい形のエコ方法が行われています。

消費電力を抑えるエコな冷蔵庫

オランダでは地下室の温度を低く保てることから、食料を保管する貯蔵庫に利用されています。エコな冷蔵庫という表現がぴったりな「Groundfridge」は、10~12℃で地下温度を維持できます。野菜や果物、チーズ、ワインなどを保管するのに最適で、設置するにあたり特別な許可も必要ありません。ポリエステル製で運搬設置も簡単なので、家庭用の冷蔵庫代わりで使用している世帯も多いでしょう。通常の省エネタイプの冷蔵庫と比較しても1/100の電力しか消費しません。

このようにオランダではユニークなエコ対策が実施されています。自然と共存していく中で、雨水やバイオガスの活用などもエコアイディアに取り入れているようです。このようなアプローチ方法がどれだけ環境問題に貢献していくか、今後の動向にも注目していきましょう。

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